YU TOMITA

冨田 裕

リテールサポート第3グループ

農学系大学院 修士課程修了後、2016年に新卒でシフラに入社

食品の安全・安心を担保

入社前は、大学院で農薬や肥料の研究に携わっていました。
研究の中で研究者が考える食品安全と、消費者が求める『安全・安心』に乖離があると感じていました。
食品業界を中心に就職活動を進める中で、顔が見える野菜。という『安全・安心』を土台にした野菜のブランドを作る仕事に興味を持ち、またシフラの面接で会った社員の雰囲気が穏やかで魅力的だったこともあり、入社を決めました。

入社してからは一貫して顔が見える野菜。に出荷される野菜の安全・安心を担保するための業務、いわばブランドの土台を支える業務に携わっています。
出荷される全ての生産者の栽培履歴(いつどこで種をまき、どの農薬や肥料を使用したか、といった情報)を確認し、顔が見える野菜。独自の基準と照らし合わせ、出荷して問題ないかを確認しています。
時には栽培の現場にも伺い、栽培状況や出荷する商品の保管状況が問題ないか確認しています。
必要な知識が農業や食品安全、また食品表示等までまたがり、専門性が高く覚えなければいけないことも多いですが、当たり前と思われている『安全・安心』を、当たり前にしていくことが責務であり、一番のやりがいだと思っています。

日本全国の生産者

顔が見える野菜。に出荷いただいている生産者は日本全国、数千名にわたります。
もちろん北海道と九州では栽培方法や文化が大きく異なりますが、生産者一人ひとりがこだわりやプライドを持って栽培した野菜を取り扱っています。
生産者の栽培履歴を確認しているチームとして、また産地と常にコミュニケーションを取っているチームとして、それぞれの生産者の特徴やこだわりをとらえ、顔が見える野菜。のホームページなどの限られた範囲の中でいかにお客様にお伝えするかが課題だと思っています。

激動の農業業界、変化の毎日

農業に限った話ではないかもしれませんが、農業も変化の時代を迎えています。
例えば栽培のシステム化、生産者の認証制度の普及、農協改革など、5年前、10年前では考えられないような話が日々話題になっています。
最新の動向をいち早く入手し、現状の業務の中で対応することはもちろん重要ですが、農業の現場から小売の現場までの幅広い範囲を一貫してサポートしているシフラだからこそできる、新しい仕組みを作り出すことも求められています。
日常的に情報を収集し、生産者や中間流通業者など様々な立場の関係者を繋ぎ合わせることで、農業業界の発展の一助となるような仕組みづくりに貢献したいと夢見ています。